フロントバンパーと左側面の板金塗装修理 日産 ノート 事故車、保険での修理です。(ご紹介による所沢市の方)見ての通りドア2枚中央はつぶれていて保険で無くても交換です。前のバンパーと前後のパネルは板金修理です。
前後のドアは取替えです。
後ろのパネルは引出し作業をして直していきます。 バンパーは取り外して直します。
フロントドアとリヤドアは外します。交換のドアは内側に付いているスピーカーやガラス、ガラスを上げ下げするレギュレター、ドアロック他を取り除き損傷がなければ再使用していきます。
ホイルハウスの部分がだいぶ内側に入っていてワッシャー溶接では出ききらないのでアセチレン溶接をしてスライディングハンマーで引き出し、リヤドアとのチリに合わせながら粗だしをしていきます。
ある程度チリ(高さ・すき間)を合わせてからワッシャー溶接をして細かな部分を出し、その部分をサンダーと言う工具で削り、鉄板を滑らかにしてから板金パテを塗布します。
乾燥硬化後形を整えながら整形します。次に写真は有りませんが→仕上げ用のポリパテを塗布→水磨ぎ成形をします。後にサフェーサーを吹付けます。
フロントフェンダーは前の方に深い線キズが有るのでダブルアクションサンダー(180番位)で削り、サフェーサーを吹き付けることにより線キズを埋め込んでしまいます。
ドアを外すとセンターピラーにもヘコミが有りましたので板金をしてパテ→サフェーサーを吹き付けました。
フロントバンパーはキズが浅いのでダブルアクションサンダーの240番位で研磨してサフェーサーを吹き付けます。
それぞれサフェーサーを吹き付けた所を耐水ペーパーで磨いていき足付け作業をします。(塗装面を清掃しながら細かい傷を付け、塗料が食い込み剥がれにくくします。)
調色、マスキングをし脱脂作業をして上塗り塗装をします。新品のドアも足付けをし、脱脂して上塗り塗装をします。(ドアの内側も塗装をします) カラーNO.QAB パール塗装 ①カラーベースの白塗装→乾燥 ②半透明のパール塗装→乾燥 ③クリヤー塗装→乾燥と3回の塗装をしていきます。
上塗りしたフロントフェンダー、前後のドアを仮付けして、ドアの高さ、チリの調整をみます。
ドアを外して、塗装をしたドアにドアサッシという部品のシールを貼り付けているところです。裏面を濡らし熱風を掛けながらヘラ(青い物)で空気を抜きながら貼り付けていきます。貼るのに時間がかかり幾度となく経験していますが緊張します。前後のドアで4枚貼ります。
終了後新品ドアの取付です。新品のドアを取り付けてから外しておいた内側の部品を取り付けます。
磨いてから前後の小窓のガラスを貼って(入れて)修理したフロントバンパーは取りつけてから磨きます。外しておいたリヤバンパーを付けて完成です。ピカピカになりました。
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